biography
"Jack is one of the major singers of our time,"- Frank Sinatra "The greatest "pure" singer in the world"- Mel Torme "One of the great interpreters of the American Songbook, and he's singing better and better."- Tony Bennett "He is arguably the most technically accomplished male pop singer."- The New York Times。
1938年1月14日、ロサンゼルスのベル・エアに生まれる。父はマルクス・ブラザーズの映画「オペラは踊る」(35)やアイリーン・ダンと共演した「ショーボート」(36)で知られるハンサムなミュージカル俳優のアラン・ジョーンズ、母はTVシリーズ「バークにまかせろ」や映画「恐怖のメロディ」(72)に出演した女優のアイリーン・ハーヴェイ(のち離婚)。 ジャックは父が当時のヒット曲"Donkey Serenade"をレコーディングしたその夜に生まれた。
ユニヴァーシティ・ハイスクールを卒業したジャックは、57年、父と共にネヴァダ州のナイトクラブに出演し、ショウビズ界にデビューした。ラス・ヴェガスのサンダーバード・ホテルやロスのステートラー・ホテルなどに出た後、キャピトルと契約を結び、自作の"What Would I Do"でレコード・デビューを果たす。
59年、空軍在籍中に移籍したキャップから出した「あめん棒とバラ」(61)がトップ・テン・ヒットとなり、一躍スターダムに踊り出た。この曲でビルボードのアウトスタンディング・アチーブメント賞を得ただけでなく、グラミー賞最優秀男性歌手賞を受賞。キャッシュ・ボックス誌のDJ人気投票でも"将来最も有望な男性歌手"に選ばれている。続く64年にも、バート・バカラックとハル・デヴィッドのコンビによる「素晴らしき恋人たち」(最高14位)で再びグラミー賞最優秀男性歌手賞を獲得。他に「ディア・ハート」(同30位)、「恋のホットレース」(同15位)、「見果てぬ夢」(同35位)、「レディ」(同39位)などのヒットを連発した。
身長6フィート1インチ、体重180ポンド、褐色の髪にヘイゼルの瞳のルックスの良さと、抜群の歌の上手さに加え、上品なマナーを身につけた彼はスティーヴ・アレン、ディック・クラーク、ジェリー・ルイス、ボブ・ホープ、ゲイリー・ムーア、エド・サリヴァン、ディーン・マーティン、ジャック・パー、ジョーイ・ビショップ、ジュディ・ガーランドなどの人気ショー番組にも引っ張りだこになる。また、「マンハッタン物語」(63)、「坊やの作戦命令」(63)、「愛よいずこへ」(64)、「アンツィオ大作戦」(68)、「コッチおじさん」(71)などの映画の主題歌にも多数起用される。
69年にはキャップからRCAに移籍、「ミシェル・ルグランを歌う」(71)、「ブレッドを歌う」(72)、「シャルル・アズナブールを歌う」(74)、「フル・ライフ」(77)などクオリティの高いアルバムを量産した。また77年から始まったTVシリーズ「ラブ・ボート」の主題歌でも注目される。78年にはイギリス映画「ザ・カムバック」(日本未公開)に主演し、その演技が高く評価された。
80年代には自身のショー番組"The Palace Presents"を持ち、好評を博した他、公共放送局・PBSのトミー・ドーシー、グレン・ミラー、ジュール・スタインなどのトリビュート番組にも多数出演した。
現在もラス・ヴェガスのサンコースト・ホテル、ニューヨークのカーネギー・ホール、ロンドンのパラディアム劇場などのショールームやコンサートホール出演のほかに、エミールを演じた「南太平洋」やスカイ・マスターソン役の「野郎どもと女たち」、ドン・キホーテを演じた「ラマンチャの男」などのミュージカルにも主演、その洗練された魅力で観客を沸かせている。また再びアルバム製作にも力を入れ始め、"Jack Jones Paints a Tribute to Tony Bennett"(98)はグラミー賞ベスト・トラデイショナル・ポップ部門にノミネートされた。
2010年には、作詞家アラン&マリリンのバーグマン夫妻の作品集"Love Makes The Changes: The lyrics of Alan and Marilyn Bergman"を発表し、好評をもって迎えられた。
91年の2月7日に娘のニコール・バークレーが誕生。ニコールはしばしばステージでジャックと共演している他、バリー・マニロウのコンサートや様々なミュージカル作品にも出演している。また長女のクリスタルはグラフィック・アーティストとして活躍している。
2010年に再婚したエレオノーラ夫人とカリフォルニア州のリゾート・シティ、ラキンタに居を構える。